出演者

〔出 演〕
スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ団 プリンシパル)
スヴェトラーナ・ザハロワ
(ボリショイ・バレエ団 プリンシパル)
他の追随を許さない、今世紀を代表する絶対的プリマ
ウクライナのルツク生まれ、1989年キエフ・バレエ学校に入学し、ワガノワ・バレエコンクールで2位入賞し、ワガノワ・バレエ・アカデミーに入学。96年マリインスキー・バレエに入団。翌シーズン、プリンシパルに昇進。主なレパートリーには、「ジゼル」、「白鳥の湖」のオデット/オディール、「ラ・バヤデール」のニキヤ、「眠れる森の美女」のオーロラ姫、「海賊」のメドーラなどの古典作品のほか、バランシン、マクミラン、ノイマイヤー、マイヨーの作品など。
2003/04年のシーズンにボリショイ・バレエに移籍。ワシーリエフ版「ジゼル」でボリショイ劇場にデビュー。2度にわたってゴールデン・マスク賞を受賞し、05年ブノワ賞を受賞。夫は、ヴァイオリニストのワディム・レーピン。

ナタリア・オシポワ(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
ナタリア・オシポワ
(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
強靭なるテクニックと抒情性あふれる演技力で魅了する名ダンサー
ボリショイ・バレエ団、ミハイロフスキー・バレエ団を経て、2013年より英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル・ダンサー。圧倒的なテクニックとドラマティックな表現力に定評があり、古典からモダンまでレパートリーも多数。コンテンポラリー作品にも積極的に出演。ブノワ賞、英国舞踊批評家協会賞など様々な賞に輝く。

ドロテ・ジルベール(パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
ドロテ・ジルベール
(パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
名実ともにパリ・オペラ座に君臨する美しき女王
トゥールーズのコンセルヴァトワールで学び、1995年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2000年パリ・オペラ座バレエに入団。07年11月19日、『くるみ割り人形』終演後、エトワールに任命。
ヌレエフ版『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』『白鳥の湖』『ライモンダ』『ロミオとジュリエット』、プティ『プルースト―または失われた時を求めて』、クランコ『オネーギン』、マクミラン『マノン』などで主演を務める。バランシン『ジュエルズ』『アゴン』、キリアン『ヌアージュ』『ベラ・フィギュラ』、ノイマイヤー『大地の歌』、マクレガー『感覚の解剖学』などレパートリーも幅広い。
バレエ以外の活動にも精力的で、17年に夫ジェームス・ボルト監督によるカトリーヌ・ドヌーヴも出演する短編映画『Rise of a star(エトワールの誕生)』で主演しての映画デビュー。作品は“アカデミー賞短編映画カテゴリー”の10作にノミネートされるなど好評を博した。芸術文化勲章シュヴァリエを受賞。

ミリアム・ウルド=ブラム(パリ・オペラ座バレエ団 元エトワール)
ミリアム・ウルド=ブラム
(パリ・オペラ座バレエ団 元エトワール)
卓越した感受性を持ち、ドラマティックに役を生きる可憐なヒロイン
パリ・コンセルヴァトワールを経て、1996年パリ・オペラ座バレエ学校入学。99年同バレエ入団。レオニード・マシーン賞、AROPダンス賞などを受賞。2012年『リーズの結婚』終演後、エトワールに任命。
2024年5月18日、『ジゼル』を踊り、エトワールを引退。
『ロミオとジュリエット』ジュリエット役などロマンティック・バレエを得意とするが、
精緻なテクニックを持ち、コンテンポラリーにも定評がある。

ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
ワディム・ムンタギロフ
(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
今一番輝いているスター!宙を舞う超絶技巧、豊かな表現力
1999年ロシア国立ペルミバレエ学校でバレエを始め、2006年ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞後、英国ロイヤル・バレエ学校に招かれ研鑽を積み、09年イングリッシュ・ナショナル・バレエ入団。14年より英国ロイヤル・バレエにプリンシパルとして移籍。ワガノワ国際バレエコンクール第1位、ユース・アメリカ・グランプリ第1位。『ジゼル』『シンデレラ』『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『ロメオとジュリエット』など数々の作品で主役を踊り、近年では『うたかたの恋』ルドルフ皇太子役でも高く評価され、役柄の解釈にさらなる深みを増している。

ウラジーミル・シクリャローフ(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)
ウラジーミル・シクリャローフ
(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)
的確なテクニックと情熱的な演技力をあわせ持つ、美しき貴公子
ワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業し、2003年にマリインスキー・バレエ入団。11年よりプリンシパルを務める。『ラ・シルフィード』『ジゼル』『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』『ロミオとジュリエット』、『海賊』、バランシン振付『ジュエルズ』『シンフォニー・イン・C』、ラトマンスキー振付『イワンと仔馬』のイワン、『アンナ・カレーニナ』のウロンスキーなどをレパートリーとする。また、07年にプティパ振付『フローラの目覚め』復刻版のゼフィール、08年にフォーキン振付『カルナヴァル』復刻版のアルルカンを初演した。2002年にワガノワ賞国際バレエ・コンクール、2009年に第11回モスクワ国際バレエコンクール第1位に入賞。
ダンスール・ノーブルとしての資質を全て持ち合わせた踊りは、役柄に生き生きとした情熱的で若々しい息吹を吹き込む。

バクティヤール・アダムザン(アスタナ国立オペラ・バレエ劇場 プリンシパル)
バクティヤール・アダムザン
(アスタナ国立オペラ・バレエ劇場 プリンシパル)
ニジンスキーの再来! 満を持しての日本初登場!
高いジャンプ、目の醒めるような回転などで呼び声高い注目株

アルマトイ地方サリョゼケ市生まれ。アルマトイ振付学校卒業後、2011~13年、アスタナ・オペラ・バレエ劇場のソリスト。13年国立アカデミック・オペラ・バレエ劇場のソリスト。15年よりアスタナ歌劇場のプリンシパル・ダンサーに昇格。
世界三大コンクールのひとつ、モスクワ国際バレエコンクールで17年に金賞に輝いたほか、アスタナ、ニューヨーク、イスタンブールの国際バレエ・コンテストでグランプリを受賞。
世界各国のバレエ団にゲスト出演するほか、ロベルト・ボッレのガラ公演で絶賛されるなど、欧米では大成功を収めている。

パトリック・ド・バナ(フリーランス・ダンサー 振付家 本公演芸術監督)
パトリック・ド・バナ(フリーランス・ダンサー 振付家 本公演芸術監督)
巨匠たちの薫陶を受け、独自の世界を生み出す唯一無二の存在
ハンブルク生まれ。ハンブルク・バレエ学校に学び、1987年、ベジャール・バレエ・ローザンヌ入団。『ニーベルングの指環』ヴォータン役などを初演。92年、ナチョ・ドゥアト率いるスペイン国立ダンス・カンパニーに移籍し、プリンシパル・ダンサーとしてドゥアト、キリアン、ナハリン、フォーサイスなどの作品を踊る。2003年自身のカンパニー、ナファス・ダンス・カンパニー結成。ダンサー、振付家として数々の作品を発表。作品としては、ザハロワに振り付けた『Digital Love』、ルグリに振り付けた『The Picture of…』など多数。

指揮:渡邊一正
管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京

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